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春に聴きたいアルバム 番外編( 実質その4)

yuming.jpg

自慢のユーミンコレクション。オリジナルアルバム35枚+セルフカヴァーアルバムの36枚。
やはり、キャリア37年で発売したアルバムが36枚というのは驚異的。しかも名盤ばかり。

で、今日は「春に聴きたいアルバム 番外編」として、「春に聴きたいユーミン」をお送りしたいと思います。
400曲近いユーミンの曲から、春の季節を切り取った美しい名曲をご紹介。
(前の特集で紹介した「ハルジョオン・ヒメジョオン」も是非聴いて下さいね)

ダンデライオン ~遅咲きのたんぽぽ / 松任谷由実 (From 「VOYGER」‐1983)
http://www.youtube.com/watch?v=OnQIF3UUen4

ユーミンの春ソングといえばやっぱりこれになるのかもしれません。
「つみとって ささげたら ひとに笑われそうな 私にできる 全てをうけとって」や
「とでも幸せな淋しさを抱いて これから歩けない 私はもう あなたなしで」などユーミン節炸裂。

ちなみに、この曲はユーミンとも親交の深い黒柳徹子のお気に入りの曲でもあります。


最後の春休み / 松任谷由実 (From 「OLIVE」-1979)
http://www.youtube.com/watch?v=NZr5T0JKGAU

ユーミンの青春ソングは本当に良いです。陳腐な暑苦しい青春ソングではなく、繊細な描写が素晴らしい。
「アルファベットの名前順さえ あなたは遠く離れてた」や
「ふたをあけると 紺のボタンが 隅のほこりに まぎれてた」はやっぱりユーミン。


潮風にちぎれて / 松任谷由実 (From 「潮風にちぎれて」‐1977)
http://www.youtube.com/watch?v=tJL-ph--WZc

荒井由実から松任谷由実へと変わってから最初に発売したシングル。
曲自体は荒井由実のときに作ったそう。

残念ながら、アルバムへの収録はありませんでしたが(後にベストアルバムに収録) 人気の曲です。


まぶしい草野球 / 松任谷由実 (From 「SURF & SNOW」-1980)
http://www.youtube.com/watch?v=FwxBbOAaI24

最近、カレーのCMにも使われていた曲。草野球をテーマにするなんてさすがユーミン。
「エラーの名手に 届ける ランチは クローバーの上 ころがしたまま」とか
「寝坊できる 休みの日にも なぜあわてて とんでいくの そんなに夢中にさせるもの のぞいてみたい」とか
ちょっとクスッとしてしまうような、可愛らしい曲です。母のお気に入りソングでもある(笑)


卒業写真 / 荒井由実 (From 「COBALT HOUR」-1975)
http://www.youtube.com/watch?v=3sZTVt0i300

もはや説明不要?ユーミンと聞いたらこの曲を思い出す人も多いはず。
音楽の教科書にも掲載されていて、卒業式でもよく歌われる曲。
「悲しいことがあると 開く皮の表紙」と、卒業アルバムを開くと言わずに皮の表紙を開くというのがユーミンらしい。
元々この曲はユーミンがハイ・ファイ・セットに提供し、アルバム「COBALT HOUR」で
セルフ・カヴァーしたもので、シングルではないのですが、今やユーミンヴァージョンの方が有名ですね。


春よ、来い / 松任谷由実 (From 「THE DANCING SUN」-1994)
http://www.youtube.com/watch?v=0UQliqHXZoM

これも説明不要?90年代のユーミンの名曲。こちらは国語の教科書に掲載されてますね。
「春よ、来い」だから冬の曲じゃないか!とかそういう突っ込みはなしで。

この曲は、ユーミン自身、消費されないで永く愛される曲になるだろうと思ったそうです。
サラッと聴ける曲ですが、実はフォルクローレやサンバの要素も入っている曲なんです。
しかも歌詞は文語体と口語体の混淆文とな!

「春というものは他の季節と違って擬人化されたように"やってくる"というイメージが強い。」と
ユーミンも言っていました。ユーミンの発言・歌詞は一つ一つが興味深いですね。


他にも「緑の町に舞い降りて」(From 「悲しいほどお天気」-1979)とかね、
紹介したかったんだけど、You Tubeにないんよね。

この曲は、岩手では有名な曲で、教科書にも載っているそうです。
新しくできた、花巻空港のテーマソングとしても採用され、歌碑の除幕式にはユーミンが訪れるそうです!

で、なんで岩手で有名な曲なのかというと

「着陸ま近の イヤホーンが お天気知らせる ささやき MORIOKAというその響きが ロシア語みたいだった」

という秀逸なフレーズがあるからなんです。盛岡がロシア語みたいなんてユーミンしか書けません。


ちなみに、一昨年、ユーミンの曲を春夏秋冬別にセレクトした
「SEASONS COLOURS」というアルバムが発売されています。
今日紹介した曲は全部、春のディスクに入ってます(夏のディスクとともに)

本当は併記したオリジナルアルバムで聴いて頂くのが一番なんですが、
まぁユーミン入門としては(ちょっとマニアックだけど)良いかと思われますので、よろしければどうぞ。


・・・って、ちょっと紹介しすぎた?(笑)
とりあえず、言いたいことは「若者よ、ユーミンを聴け!本物を味わえ!」なのかもしれません。

自分も若者なんだけど・・・ね


P.S. ケータイからのアクセスの場合、You Tubeで動画を見るには・・・
まずは「動画を見る」をクリックです。そこが「携帯電話では再生できません」のようになっている場合、
「分割して見る」というのがあるかと思いますので、そちらをどうぞ。

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音楽への誘い - TV・CMソング特集 -

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最近読んでいる本。 夏目漱石の「それから」
写真のネタが本当になくて、これくらいしか書くことないんだわ。

ということで困った時の音楽特集。

今日は、いわゆる洋楽に全然詳しくない人でも楽しめる「TV・CMソング特集」です。
ジャンル、年代を問わず、「あ、知ってる知ってる!」な曲を極力簡単な説明で紹介したいと思います。
この括りだと意味不明な選曲になるのですが、あくまで興味を持ってもらうために、ということで。

Morning Has Broken / Cat Stevens
http://www.youtube.com/watch?v=dS0korzYm4g

キャット・スティーブンスの1970年発表の美しい曲。
元々あった讃美歌の詞にメロディーをつけたらしい。

Girls Just Want To Have Fun / Cyndi Lauper
http://www.youtube.com/watch?v=Mft3_A6qtRA

最近でもよくTVやCMでも使われるこの曲。シンディ・ローパーの1983年発表の曲です。
PVからは80年代の空気感が感じられ、ウキウキしてきますね♪

ちなみに、シンディは親日家としてもよく知られ、日本のメディアにも度々出演しています。

Will You Dance? / Janis Ian
http://www.youtube.com/watch?v=fYv-7kHEmg4

これも最近CMに使われている曲。ジャニス・イアンの1977年発表の曲。
椎名林檎は昔、ジャニス・イアンに憧れていて、実際彼女の曲の歌詞にも
「ジャニス・イアンを自らと思い込んでいた」(From 「シドと白昼夢」)や
「ジャニスを聴いている センチメンタル」(From 「あおぞら」)などと出てきます。

Wuthering Heights / Kate Bush
http://www.youtube.com/watch?v=BW3gKKiTvjs

恋のから騒ぎでおなじみのこの曲。ケイト・ブッシュの1978年発表の曲。
邦題は「嵐が丘」で、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」という小説からインスピレーションを受けて作ったそうです。
ケイト・ブッシュはかなりの奇才であるということは、PVからも分かるのでは?

You Can't Hurry Love / The Supremes
http://www.youtube.com/watch?v=UQQ2jPm0CO4

ポンキッキーズでよく流れてましたね。邦題「恋はあせらず」 シュープリームスの1966年発表の曲。
モータンサウンドが心地よく、これまたウキウキさせてくれる曲です。

シュープリームスのリーダーであるダイアナ・ロスは後にソロとして成功を遂げています。


今日はこの辺で、さよなら。

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春に聴きたいアルバム その2, 3

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庭に咲いていたハルジョオン。こういう雑草からも季節を感じることができる。

ここで一曲。ハルジョオン・ヒメジョオン / 松任谷由実
http://www.youtube.com/watch?v=-pXMhv--tC4

渋い曲ですが、すごく良い曲です。春の夕焼け頃に聴きたい。


ということで、今日は「春に聴きたいアルバム」の続きです。一応、その5まである予定です。
前回は説明をうだうだ書きすぎて(それだけキャロル・キングが好きなんだ!)長くなったので
今日はいっぺんに2枚ご紹介。2枚とも00年代の作品で、若い人にはいいかもしれない。


812e3ea8.jpg

まず、今日紹介する一枚目は Park Bench Theories / Jamie Scott & The Town (左)です。

01. Runaway Train 
02. When Will I See Your Face Again 
03. London Town 
04. Changes 
05. Shadows 
06. Standing in the Rain 
07. Love Song to Remember 
08. Weeping Willow 
09. Two Men 
10. Rise Up 
11. Hey You 
12. Lady West 

これは04/09の記事で買った内の一枚。(昨日の雨ソングでも紹介)
昨日も書いたけど、ジェイムス・ブラント(You're Beautiful が大ヒット)みたいなのが好きな人にオススメ。

しっとりした曲が多いから、春に合う。ジャケットも晩春~初夏って感じ。
まだ聴いてから日が浅いけど、とりあえずお気に入りは01,02,06,10あたりかな。

ただ、この人のことについてはよく知らんのです。
UKのシンガー・ソングライターで、この作品は2007年発売ってことくらいしか情報はないです。


次! Let It Die / Feist (右)

01. Gatekeeper 
02. Mushaboom 
03. Let It Die 
04. One Evening 
05. Leisure Suite 
06. Lonely Lonely 
07. When I Was a Young Girl 
08. Secret Heart 
09. Inside and Out 
10. Tout Doucement 
11. Now at Last 
+ボーナストラック数曲

ファイストは最近のミュージシャンの中では一、二を争うくらい好きだ。

声は甘いんだけど、甘ったるくない。そこの絶妙なニュアンスが良い。
楽曲も可愛らしいのから、アダルティーなものまで幅が広い。かっこいい女性です。

ファイストはカナダの人で、これは1st アルバム。2005年の作品。
その後、「1234」がiPodのCMに起用され、世界的に大ヒットしましたが、
その「1234」は2007年に発売された2nd アルバムに入っとります。

どれも好きなんだけど、特にお気に入りは01~04、07、09~11 ってほとんど全部じゃないか。

02は、ポップで、かっこいいし、可愛い。ファイストといえばって感じの曲。

04は、気づいたらパッパッパ~♪と一緒に歌っている(これは自分だけかも)

07は、エキゾチックなパーカッションが素敵。かなり好きな曲。

09も、これまたかっこいい曲なんだわ。電子音が良い。

10は、ファイストのフランス語が聴けます。このアルバムの中でも一番可愛い曲じゃないかな。


― 試しに聴いてみよう! ―
Runaway Train / Jamie Scott & The Town
http://www.youtube.com/watch?v=xXfnaISCYag

When Will I See Your Face Again / Jamie Scott & The Town
http://www.youtube.com/watch?v=d41TPgRdFPs

Mashaboom / Feist (PVの演出上、最初の方は鼻歌みたいになってます)
http://www.youtube.com/watch?v=ZDZwThM7vAg

One Evening / Feist
http://www.youtube.com/watch?v=lqVKOilZO2A

Inside And Out / Feist
http://www.youtube.com/watch?v=NmG0sPyZJBg

― おまけ ―  ファイストの大ヒット曲「1234」を聴いてみよう!
1234 / Feist
http://www.youtube.com/watch?v=Uk_lZ37bUOM

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