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ペリカン&ライオン (Part.3)

※ネタバレ注意

(Part.1,2 を読んでない人はそちらからどうぞ)


前回書くのを忘れたのだが、バックメンバーが登場する前、
後ろの箱状に4つほど設置されたスクリーンがあったのだが、
そこに今まで発売したアルバムやシングルのジャケットが無造作に映され、
それが集まり「40」という数字になる演出があった。


-----------------------------------------------------------


井上陽水が登場・・・したようだ。
暗転していてあまり見えない。

そう思っていると、ライトがパッと灯る。

そこには、あのお馴染みのサングラスをかけた、
オーラ出まくりの井上陽水がマイクスタンドの前に立っていた。

神々しさすら感じる。

そして、始まったのは『新しいラプソディー』

原詞では「新しいラプソディー to me」なのだが、
彼は「新しいラプソディー to you」と歌っていた。

こういうのもコンサートならではの楽しみだ。

生で聴いた陽水氏の唄声は、粘っこいというか、
コクがあるというか、なんというか・・・とにかく素敵だった。


2曲目は『嘘つきダイアモンド』

・・・すみません。
私の予習不足。この曲は知らなかった。

ただ、かなりへヴィーな曲でね。
ギターの今(こん)さんが冴えていた!!

今さんのファンでもあるので、今回のライヴは一石二鳥。


ここで、初めてMCが入る。

「こんばんは」

嗚呼、これぞ井上陽水だ!!笑
文章で伝わらないのが非常に歯がゆい!!


「大阪に来るのは1年半ぶりくらいになるんですかね、それくらいだと思います」

「私、こうやって曲を作ったり、レコーディングしたり、
それを皆さんに聴いてもらうって職業を初めてから40年経ちまして」

(観客拍手&声援)

「ま、“それがどうした”っていう人も、いると思うんですけど(笑)」

(観客笑)


やっぱり、井上陽水って面白い人でね。
学のある人の面白さっていうのかな。

「笑われてる」んじゃなくて「笑わせてる」んだわ。


まぁ、それはさておき次に演奏されたのは『闇夜の国から』

これも知らなかったんだけど、
結構明るい曲でね。今ではお気に入りの曲です。

イントロのアコギが印象的。
あと、コーラスの女性3人の手拍子も。


お次は『Make-up Shadow』

ここからはヒット曲のオンパレード。
僕のようなニワカでも知ってる曲ばっかり。

この曲は15年くらい前の曲だけども、
最近もまた車のCMソングに使われていたね。

♪何かが今日は リアルでシュールな青いシャドウに

ってとこが、意味不明なんだけど、すごく好き。



あのピアノのイントロが・・・

『とまどうペリカン』だ!!

この曲は井上陽水を本当に好きになったきっかけの曲のうちの一つでね。
(まぁ、ユーミンがカヴァーしていたからなんだけども)

♪あなたライオン 闇に脅えて 私はとまどうペリカン

歌詞だけ見ると、楽しそうな曲なんだけど、
すごいしんみりした曲で。ちょっとうるっときた。


ここでまたMC。

「40年っていっても、そんなに実感はないんだけど」

「でも、40年前からすると、生活もなかなか変わりましたね」

「ケータイもパソコンも、ファミレスもカセットすらなかったからね」

「次やる曲は昔の曲です。久しぶりにやるからうまく出来るかわからないんだけど」

とアコギを弾きだす。


「ん!!これはもしや!!」と思ってたら、
会場から「よーすぃー!!!」と爆音の声援が。笑

「おいおい、何してんねん」と思ったら・・・


「さっきから調子良いね(笑)」と陽水さん。

すると、また「よーすぃー!!!」と叫ぶので・・・

「あんまり相手すると調子乗るからね(笑)」と陽水さん。

さすが!!そっから一回も相手しなかった!笑


気を取り直して、演奏されたのは「心もよう」

日本で初めて100万枚のセールスを記録した、
金字塔アルバム『氷の世界』に収録された大ヒットシングル。

もちろん、自分も大好きな曲でね。
アコギ二本のアレンジが非常に良かった。



ここでまたMC。

共作することに関してのMCだったと思う。

初めて共作したのは忌野清志郎で、
今年5月に亡くなって・・・早すぎるよね、というお話でした。

そして、演奏されたのはその最初の共作曲『帰れない二人』

この曲も非常に好きな曲(『氷の世界』収録)でして。
コンサートの前日もこの曲ばっかりリピートして聴いては、
陽水さんと一緒に歌っていたのだよ・・・←

ただ、清志郎さんとの共作曲だったとは知らなかった。
お恥ずかしい限りです。

これからこの曲を聴くときは、また違った聴き方になるかもしれない。


ここからはノンストップで名曲が続きます。

まずは『カナリア』

正直言って、この曲はそこまで好きじゃなかった!
でもね、ライヴで聴いて、良い曲だなーと思いました。

人々の愛を受ける為に飼われて
鳴き声と羽根の色でそれに応える
カナリア カナリア カナリア

なかなか深い歌詞です。


そして、『飾りじゃないのよ 涙は』

あまりにアレンジが違ったので最初、また知らない曲かと思った。
オリジナルの電子音が効いたものとは違って、ジャジーな雰囲気。

中森明菜に提供して、大ヒットした曲。


お次の曲も大ヒット曲。
(たぶんシングルカットはされてないけど)

『リバーサイドホテル』

♪ホテルはリバーサイド 川沿いリバーサイド

って歌詞があまりにも有名。
「川沿い川沿い」やんって誰もが思ったことでしょう。


お次もまたまた大ヒット曲。

『ワインレッドの心』

玉置浩二(安全地帯)との共作曲。
こちらも大ヒットした曲で、安全地帯の代表曲。
(元々、安全地帯は井上陽水のバックバンドでした)


♪あの消えそうに 燃えそうな ワインレッドの心を


って、どっちやねん!と言いたくなるような歌詞。
この辺に陽水カラーが出ていると思う。

あと、この曲を聴きながら

「玉置浩二って今わけわからん状態なってるからなー、
井上陽水はどういう気持ちで歌ってるんやろ・・・」

と思っていたら、演奏終了後、

「玉置浩二は元気にしてますよ」と陽水さん。

会場爆笑。


ここからまたMC。
このMCが一番おもしろかったのだが・・・



(やっと半分くらい?まだまだ続く)

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ペリカン&ライオン (Part.2)

※ネタバレ注意

(Part.1を読んでない人はPart.1からどうぞ)



入場してから、真っ先に向かうはグッズ売り場。
事前にどんなグッズが売ってるのか知らなかったので、
カタログと展示品、そして財布とにらめっこ・・・

売ってあった商品は

・ストラップ(2種)
・Tシャツ(たぶん2種)
・パンフレット
・眼鏡拭き
・クリアファイル
・分厚い本(データブック的な)
・福袋?
・紙袋


10分くらい迷った。
店員さんや他のお客さんからしたら、かなり邪魔な輩だっただろう。

パンフレットとストラップは絶対として、
あと何を買うかと散々迷った挙句・・・


P1010026.jpg

パンフレット。

写真では分かりづらいが、ピッカピカの金色である。
中身は写真、インタビュー、一問一答タイプのアンケート。

まだ最後の一問一答しか読んでないのだが、これが非常に面白い。
なんでもない質問が、陽水カラーに染まっている。


P1010027.jpg

ストラップ。

今回のツアーのロゴが模された仕様。
ペリカンとライオンとカニがあしらわれている。

ペリカンとライオンは「とまどうペリカン」という曲から
きているのは分かるのだが、カニは一体どういう意味なのだろう。

アニバーサリー → かにばさみ

かな?
って、そんな馬鹿げたダジャレを思いつくのは自分くらいか・・・

それか「なぜか上海」にひっかけて、
上海蟹か!とも思ったが、この曲は歌っていない・・・

まだまだ陽水に関する知識がない。
もっと勉強しなくては。楽しくね。


c3dad9aa.jpeg

紙袋。

やっぱ入れ物は欲しいじゃない。300円だったし。


ただ、今頃になって眼鏡拭きとクリアファイルは買えばよかったと後悔。
どちらもお手ごろな価格だったし・・・(´・ω・`)


まぁなにはともあれ、
とりあえず物色し終えたので座席へと向かう。

座席は2階のM列。

チケットを見たときから全く期待していなかった。

まぁ歌声が聴ければそれで満たされるか、なんて思ってたが、
いざ座席に座ってみると思った以上に舞台が近く感じられる。

そういや、厚生年金会館って古いし、
座席も狭いからコンパクトなのかもしれないなぁ。

嬉しい誤算♪

前回、厚生年金会館に来た時(キャロル・キング)は1階の、
しかもかなり前の方だったので、新しい発見だった。

それにしても、一緒に観る予定の者が依然として来ない。

開演10分前になったので、メールを送る。
「もう会場に着いたか?」と。

でも、返信はなく、開演5分前になったので、
「おい!まだかい!」と送る。やきもき。

開演時間になる。

パートナーはいまだ来ない。

頭にくる。

「もう始まるぞ・・・返信くらいしなさい」

開演時間から4分後、パートナー到着。

&安堵。

1分後、会場が暗転。

バッグミュージシャンたちが入場し、そして・・・



(やっと始まるのか。続きは明日)

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ペリカン&ライオン (Part.1)

※ネタバレ注意。


12月16日朝、目覚めるとすこぶる寒い。

いつもなら「温かな布団にずっと包まれていたい」などという、
冬特有の邪念を抱いてしまうのだが、今日は違う。

そりゃ1限目から英語コミュニケーションの試験が控えている、
というネガティブな理由もあるのだけど、それだけじゃない。

そう、なんてたって今日は憧れの井上陽水に逢える日。


今日の授業は3限目まで。
つまり、2時半に終わるのだ。

コンサートの開場時間は6時。

「それまでの時間、如何に過ごそうか」と考えた。
そして、難波にでも行って何かしらしてたら時間は過ぎるだろう、との結論が出た。

ただ、その読みは甘かった。

日本橋到着後、いつも通り電車代をケチ節約するために、
難波ウォークをひたすら歩く歩く歩く。

そこから難波シティやら、なんなんタウンやらを、
これといった当てもなく彷徨い、結果、果てる。

途中、クリパ用のプレゼントを購入
(男性陣は絶対喜ばないようなものになってしまった)

それでも経過したのは1時間。4時半だったのだよ。

こりゃ流石に足がもたない。
コンサートに行くまでに疲れ切った状態・・・なんて厭だ。

ということで、一人でお店に入る。
昼食もパン一つのみだったので、なかなかお腹も空いていた。

そこで、そこまで美味しくないワッフルで腹ごしらえ。
(ワッフルワッフルは閉店したようだった。残念)

横のおじさんがずっと独り言を連呼していたので(「疲れた」と「ウマイ」)
そそくさと店を後に。話しかけられるまい。

結局、最寄り駅に到着したのは5時半頃。
ちょうど良い頃合いだ。

さて、前回厚生年金会館に来た時もそうだったのだが、
私はルートを知らない。調べてもきていない。

じゃあ、如何にして会場まで行くのか。

方法は簡単。

「あ、この人コンサートに行きそう」って人に後ろからついて行くだけ。笑

今日は母親と中学生あるいは高校生くらいの組み合わせをロックオン。
ずばり予想は的中し、難なく会場へとたどり着くことが出来た!

我ながら自分の眼力には・・・(ry


会場に着くと、まず聞こえてくるのが

「チケット余ってへんかー?」

・・・嗚呼、コンサートに来た。
あんまり良い感覚じゃないが、この台詞を聴くとそれを実感する。


P1010025.jpg

おぉ、陽水さん。カッコイイぞい。

会場には開場前だというのに、かなりのお客さんが集まっていた。

やはり、40~50代のおじさんおばさんが多めなのだが、
ちょくちょく若い人が居る。しかも特に女性が多い。

彼女たちも陽水さんの色気に悩殺された人々だろうか。

そんなどうでもいいことを考えていたら、
そろそろ開場の時刻に。

いよいよ、会場へと足を踏み入れる!


(いつになったら始まんねん!続きます)

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