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京都グラフィティ Part.3

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まさか、パート3があるとは!と思った人もいるかもしれない。
・・・・・・・そうなんです。性懲りもなく、また京都に行ってきたんです。

今回の記事は分割しないから、かなり長くなる。心してかかって下さい。


今回の旅の始まりはここ、二条城です。
実はこの二条城にはちょっとした苦い思い出がありまして・・・

3月ごろに一度、京都に赴いた際に、最後に行くことを予定していた二条城。
17時に閉まるというので、30分前に智積院(だったかな?)からタクシーで向かった。

しかーし!その日は道路がかなり混雑していた。
そんなにめちゃくちゃ遠いというわけでもないのに、35分くらいかかってしまったのだ!

・・・つまりだ。17時5分ごろに着いたのだよ。
すると、チケット売り場の受け付けはシャッターが下りていて、「受け付けません」ムードを醸し出していたのだ。

ううう・・・5分くらいまけてくれよ!と思っても、どうしようもない。
仕方なく二条城の門の写真だけ撮って、その場を後にしたのだ。

「次行く時は一番最初に行ってやる」と心に決めて。

そして、今日、余裕綽々でチケットを購入し、入場。
城内はなかなか見ごたえがある。全て回るのに2時間近くかかっただろうか。

P1000299.jpg

うぐいす張りの廊下を歩き、障壁画などを堪能した後に通ったのが、この池。
写真からは伝わりにくいが、かなり大きい池なのだ!庭師さんが作業なさっていた。ご苦労様です。

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かろうじで残っていた椿。「白乙女」という名前らしい。


少し話はズレるが、最近よく低血糖になる。前回、京都を赴いた時も清水寺で地獄を味わった。
あこがれの地に舞い降りられたというのに、冷や汗が異常に出てきて、景色がかすみ、足に力が入らない。

これはやばいということで、境内のお茶屋さんでところてんとわらび餅を注文し、糖分補給。

今日もそれに近い症状が二条城で起こり、後半は「早くご飯食べたい」しかほとんど考えていなかった。

このままじゃまずいので二条城を出た後、そば屋さんで昼食をとった。
「あなごそば」といって、あなごがどでーん!と乗っかっていた。美味。

もちろん、糖分補給としてわらび餅も食べた(笑)

そして、次の目的地へ。

P1000317.jpg

黄金の国ジパングここに現る。そう、金閣である。

「金閣は焼けて、最近のものだから~」なんてよく聞くから、あまり期待していなかったのだが、
実際に生で見てみると、やっぱりすごいよ。圧倒されたよ。

ここには写ってないけど、紫の花とのコントラストが綺麗でね(花の名前は失念した)。


タクシーの運転手さんによると、今日は昨日、一昨日に比べて人が少ないらしい。
やぱりGW最終日だし、雨の予報だったからだろうか。

しかーし、外国人は多い!円高なんて関係ないね!
英語はもちろんのこと、フランス、ドイツ、ロシア、スパニッシュ系、韓国、中国、他アジア系言語が
至る所で飛び交い、日本語でさえ異国の言語に聞こえてしまった。

ま、そんなことは置いといて。次の目的地を紹介しよう。

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かねてから行きたかった場所、龍安寺である。
この石庭が見たくてしょうがなかったのだ!!

正直言って、どう解釈したらいいかなんて全然分からないが、やっぱりすごいよ。
「すごい」としか言えない自分に腹がたつけど・・・まぁ、実際行ってみてよ。

あと、意外に石庭って思ってたより小さいんよ。


さぁ、どんどん行くよ!次の目的地はー

P1000341.jpg

京都国立博物館です。

これまた因縁の場所でね。
前回来たときは、閉館しとったんよ。工事中とかいって。

まぁ今回も一般展示の場所は工事中で見れなかったのだが、特別展示をやっていたのだ。
写真からもわかるように、狩野山楽のあの龍と虎の画が有名な妙心寺の展示だ。

ちなみにこの展示、京都の大学生は無料らしい!(京大やら同志社やら)
それに加えて、なぜか近所の畿央大学も無料だった。

・・・もちろん、自分はちゃんと料金払いましたよ。ヘン!


ま、そんなケチくさい話は置いといて。

龍と虎の画はかなりの迫力でしたよ!他にもいろんなものが展示してあってね。

でも、量が豊富すぎて、かなり体力を消耗し、国立博物館内のカフェで一服。
博物館で疲れた客を狙うなんてうまい商売だな、と思う。それにまんまとひっかかる俺(笑)


そして、最後に前回来た時も行った「京都便利堂」というお気に入りのお店へ。

ここは、日本の名画を独自の優れた技術でポストカードやクリアファイルなどにしているのだ!
しかも、展示の仕方や内装がかなり洒落ている。

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今回購入したポストカード(一部)。

国芳やら北斎やら。

左上の画は月岡芳年という人の作品らしいのだが、一目ぼれした(笑)
人物画なんて興味なかったけど、これは気に入った。

煙をうっとうしそうに団扇で仰いでいるしぐさがなんとも言えない。

タイトルは「けむさう」だってさ。

しかも「風俗三十二相」という作品のうちの一作品のようだ。

んんん・・・ほかの作品も気になるな!!

-追記-

この月岡芳年という人についてちょっとだけ調べてみたら、驚くべき事実が判明いたしました。

なんとこの人、国芳の弟子なんだそうです!!

そういや「芳」って字が入ってるなぁ・・・

いやー・・・運命を感じたよ!!
やっぱり俺は国芳が好きなんだなって!

なにか惹かれるものがあるのだろうか。なんだかウキウキ♪

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京都グラフィティ Part.2

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桂川にはこのように渡し船をいくつも確認することができる。
一番前の人が漕ぎ、一番後ろの人が方向転換をしているのだろうか。匠の技が光る。

にしても、ここには写ってないのだが、青色の貸ボートの数が尋常じゃなかった。
カップルや家族連れでかなり賑わっていたようだが、あれだけ数が多いとぶつからないのかと少し心配になる。

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一通り、桂川周辺を徘徊したのち、嵐山公園の散策に移る。
この写真は、その公園の展望台にて。山々の遠近と川のコントラストが素晴らしい。
また、中央やや左上に位置する寺社から聞こえる鐘の音が趣深かった。

あぁ、こんなところで以前紹介したミュージック / キャロル・キングなんて聴けたら最高だろう。

ちなみに、ここに来る途中に京都ではあまり見ない藤の花を見つけた。
やっぱり藤の花においては、奈良の方が良い。なんて言って、実際に奈良の藤を見たことがないんだけど。

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昼食に食べたアユ。無愛想なおじさんから買った。

高橋由一の「鮭」を彷彿させる、このポーズ(あれは干しものだったかな・・・)
まぁ、本人(本魚?)は口から棒をつっこまれてるだけで、ポーズなんて取るつもりは更々ないのだろうけれど。

それはさておき、写真からもわかるとおり、しっぽはかなりしょっぱかった・・・
ま、身は美味しかったよ。普段は苦いから食べない内臓も美味だったし。

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昼食も済まし、うろうろしているうちに竹が綺麗な小道に到着。
(竹の写真も載せたかったのだが、なぜかどれもピントがずれていた)

その奥で見つけた、少しミスマッチなこの風景。

木々と人力車と踏み切り。

写真では分かりづらいが、この奥には人が大勢集まっている。
なぜ、電車くらいで?と思っていたら、これが電車ではなかったのだ。

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そう、亀岡に向かうトロッコである。
昔一度、中学か高校の時に遠足かなにかで亀岡に行った時に同じものを見たのを思い出した。

結構なスピードで走っていたというのもあるのだが、何故か「とまれ」にピントがあってしまっている(笑)


他にも天龍寺などを訪ねた。

本殿や庭も見たかったのだが、チョコバナナの野郎が「お金がない」などと言うもんだから諦めた。
このブログにもたまにコメントをくれる高校時代の友人、M.Mを想起させる台詞である。


ともあれ、たわいもない話に花を咲かせながら、いつの間にやら元来た嵐山駅の入り口に。

そこで発見したのが「足湯」
実は「足湯」どころか、「温泉」が人生初の体験なのだ。

しかも結構人気のようで、すでにたくさんの人が。
席が開くのを少し待ったあと、内心ウキウキしながら、いざ着水。

意外に暖かい、というより熱い。そして、これが温泉の成分なのか、少しヌルヌルしている。
ヌルヌルなんていう表現をしてしまうと、気持ち悪そうなのだが、これが気持ちいいのだ。
ちょうど歩き疲れた足を癒してくれる。

後から来る人のこともお構いなしに、20分ぐらい一角を占拠していた(本当に申し訳ない)。

このあと、阪急の駅まで歩き、帰宅。
せっかく足湯で癒された足も、電車の中、2時間立ちっぱなしでお疲れモード。


ここで一句。

秋にまた 訪ねたいかな 嵐山


P.S. 足湯のとき、一応ブログのネタのために写真を撮ったのだが、画質が良すぎて、
すね毛が鮮明に見えるから載せるのをやめたのはここだけの秘密である。

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京都グラフィティ Part.1

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阪急西院駅から路面電車に揺られること十数分。
― 今回の旅の始まりはここ、嵐山駅。

旅をともにしたのは大学の友達。
京都府民のH.Y(といってもあのグループではない)と福岡県民のY.S(通称チョコバナナ)。

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嵐山駅を出て、すぐ左にあるのが、この桂川に架かる渡月橋。

この位置から渡月橋の圧倒的な存在感を感じるのも良いのだが、やはり橋は渡ってなんぼ。
橋の上で感じる、川からの風がとても心地よいのだ。

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この写真、自分でもよく撮れていると思う(笑)
(数週間前に近所の公園で撮った「枯木と池」の写真からこの写真にデスクトップの背景を変更しました)

生き生きとした生命力をうまく表現できた気がするのだが、この木が何か分かるだろうか?

実はこれ、もみじなのである。

ここで悟ったのは、緑のもみじも味わう価値あり、ということだ。

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また別の角度から見たもみじ。
確か、上の写真と同じもみじではなかったと思うのだが。

これが紅葉した時に思いをはせるのも良いかもしれない。



P.S. 実はこの記事、編集途中で一度フリーズ。結果、文章が短めになっている。申し訳ない。

(つづく)

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